少林寺拳法創始者・宗道臣先生の御命日(5月12日)は開祖忌と呼ばれ、全国各地の道場ではこの日に合わせて法要を行います。

今年は創始70周の記念の年だけに道院有志で帰山し、本山の開祖忌法要に参列しました。

   

法要後は帰山した他の道院との交流も兼ねて、錬成道場での合同修練にも参加。

わざわざ大澤代表が来訪され、記念撮影までご一緒して下さいました。

       

また山門の周辺では、同じく居合わせた開祖の高弟で旧知の田村道明先生が、開祖との思い出話を聞かせて下さいました。

   

全ての少林寺拳法に携わる拳士は、本山に帰山すると合掌礼ひとつで「おかえりなさい!」と迎えてもらえます。公私ともに、折に触れた帰郷は大切なことだと痛感しました。

 

※東京西品川道院の帰山の様子は、本山のホームページでもご確認頂けます。

http://www.shorinjikempo.or.jp/religious/activities/dayreport/etc/%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e5%93%81%e5%b7%9d%e9%81%93%e9%99%a2%e3%80%80%ef%bc%92%ef%bc%90%ef%bc%91%ef%bc%97%e5%b9%b4%ef%bc%95%e6%9c%88%e5%ba%a6%e5%b8%b0%e5%b1%b1

本年度の品川区春季大会が戸越体育館メインアリーナで実施されました。

東京西品川道院の在籍する門下生約70名の中から、出場を希望した全拳士が参加しました。

 

 

今大会は1コートにつき5名の審判員がつき、点数の上下2名がカットされた合計点で競われる、より正式な形の審査基準で実施されました。

 

その結果、今大会の戦績は…

 

・組演武少年の部/第1位、第2位、第3位

・組演武有段の部/第1位、第2位

・単独演武少年の部/第1位、第2位、第3位

 

となりました。

 

 

しかし、いつもながら盛り上がるのは大会終了後。

それぞれの健闘を称え合いながら、ピクニック形式の打ち上げで懇親を深め、その後は汗だくになりながら公園で楽しく遊ぶのが東京西品川の恒例行事。

 

そのエネルギー、大会で使えばいいのに…は禁句です。笑

涅槃会とはお釈迦様の入滅された2月15日に行う儀式です。

盟友・綾邊道院長の川崎稲田道院で涅槃会を催すというので、参座させて頂きました。

 

 

導師として主座を務められたのは、綾邊道院長の師匠筋にあたる岩田道院長(川崎生田)。

本業が寺院関係ということもあり、大変説得力のある法話を頂戴できました。

 

…その後はそれぞれ級段位ごとに分かれて修練。

色々な意味で充実した時間を過ごせました。

品川区少年サッカー連盟さんの依頼で、グラウンド上での体幹強化などを指導するために、盟友・綾邊道院長(川崎稲田)とともに品川中央公園グラウンドへ。

…まずは「なでしこ」の少女選手を対象にした練習に臨みました。

 

 

その後、八潮グラウンドに移動して、今度は区長杯決勝を終えたばかりの選手たちに護身術教室。

 

 

ちなみに、サッカーでいうところの護身術とは、ルール違反に対する対処法です。

 

ユニフォームの袖を引っ張られたりした際に簡単に対処できる方法や、体格の大きな子に当たり負けしない体幹の意識などを指導すると、試合直後にも関わらず、みんな目を輝かせて取り組んでいました。

 

 

…終了して帰路につこうとしたところ「僕たちにも教えて下さいっ!」と後から参加してきたチームがあったので、急遽「補講」を実施。

いやはやサッカー以上の加熱ぶりに、指導者の方が押され気味でした。汗

 

夏の全国中学生少林寺拳法大会出場ほかの戦績を評価して頂き、所属拳士が品川区の教育長表彰を受けました。

 

 

品川区旗をバックに壇上で記念撮影。…後輩拳士たちにとっても、本当に良い励みになります!

 

 

中島教育長はもとより、日頃から少林寺拳法活動にご理解下さる、区立戸越台中学校の井上校長先生や諸先生方にも感謝です!

2017年…本年で少林寺拳法は創始70周年。

記念すべき年のスタートを飾る本山行事が「新春法会」です。

今年も拳士数名を伴って金剛禅総本山少林寺に帰山してきました。

 

 

東京西品川の拳士は本山の稽古始めでトップバッターを務め、普段では味わうことの出来ない緊張感を体験してきました。…また本山の回廊には道院長家族の写真も大きく飾られていました。

 

 

新年早々、様々な思いと引き締まった気持ちを胸に帰京。

今年も東京西品川の拳士一同、元気に頑張っていきましょう!

本日は稽古納め!

さすがに年の瀬で参座者は少なかったものの、所属長の独断で年間MVPを表彰!
…金・銀・銅の特製メダルは参座拳士の中から選ばれた3名がゲットしました。
 


 
●金メダルは週4回の修練をほとんど休まずに通い切った小学1年生。
※区大会の少年の部でも最優秀を獲得しました

●銀メダルは5歳にして教典を大声で暗唱できるようになった男児。
※修練中のお漏らしもなくなりました!笑

●銅メダルは落ち着きがなくて泣き虫だった小学2年生。
涙をこらえたり、ジッとしてられるようになりました!

もちろん、それ以外の全ての拳士にも「良く頑張りました賞」として菓子詰め合わせを進呈。
新しい年も変わらず元気で修練していきましょう!

品川区助成事業の第三弾は「こども武道・護身術教室」です!

 

 

引率のお父さん、お母さん達にも協力して頂き、不審者に出会った時の実践的な対処法について修練しました。

まずは「大きな声を出して逃げること」が大切ですが、いざとなると、動きながら大きな声を出すのはなかなか困難なもの…。

さらに「手や身体をつかまれた際の対処法」を練習して、必要以上に争わず逃げる技術も確認しました。

※不審者役を買って出てくださった保護者各位に感謝です。笑

 

 

…実は、現代社会を生きる子ども達にとって、最も必要な護身術は「どんなに苦しいときでも自殺しない」強いココロを育むことなのかも知れません。

初めて出会った子ども達が協力して修練することで、潜在的に持っているコミュニケーション能力が引き出されて、一人で追い込まれてしまことのない「自己確立」へと導くことが、この護身術教室の主眼なのです。

 

東京西品川道院には、近隣ほとんどの区立小学校に通う生徒が在籍しているので、就学後のイジメに不安がある時は遠慮なく相談してくださいね。

きっと、強さと優しさを兼ね備えた東京西品川の先輩拳士が助けてくれることでしょう!

品川区の助成事業第二段は「こども武道・呼吸法講座」です。

 

 

近年はあらゆる武道がスポーツ化してしまい、いわゆる「動」の印象が強くなりがちですが、武道の本質には「静」の修行による精神修養もあります。

小中学生を中心に集まった子ども達は、少林寺拳法の作法に則って座禅を組み、呼吸法の修練を行いました。

※ちょっと照明も落としてみました。

 

 

正しい呼吸法は集中力を育むだけでなく、健康増進にもつながります。

 

最後の記念写真では身に付けた呼吸法の極意を生かして、思いっきり腹式呼吸で「気合」を出してみました。

…かなり騒々しい感じでした。笑

 

例年、品川区の少年少女スポーツ普及支援事業として東京西品川道院が実施している本年度の武道イベント第一弾は、題して「こども武道・体幹トレーニング」です。

 

 

日頃から身体を鍛えている少年少女拳士たちがリードして、区内から参加した小中学生や幼稚園児と一緒に体幹トレーニングを楽しみました。

身体の「中心」を意識することは武道の基本ですが、全てのスポーツや日常生活にもつながる大切なポイントで、ケガの防止にもつながります。

 

 

最後の記念写真の頃になると、日頃は武道と触れ合う機会の少ない子ども達もすっかり少林寺拳法の魅力に取り付かれたようでした。

それぞれの得意分野で、体幹トレーニングの成果を生かせるといいですね!

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